AUTONOMIC / SLEEP / MENTAL
自律神経・睡眠・こころの不調(不眠・自律神経失調・不安感・うつ・パニック障害・慢性疲労)
眠れない、動悸がする、めまいが続く、不安が抜けない、気分が落ちる、疲れが取れない——。
こうした不調は「こころ」だけでなく、自律神経・睡眠の質・呼吸・循環・胃腸・痛み・生活背景が重なって起こることが少なくありません。
当鍼灸院では医療を尊重しながら、鍼灸で休める・眠れる・整えられる体の条件をつくり、藤沢でこうした不調に悩む方が回復しやすい状態を目指します。
最初に:受診が優先になるサイン
- 胸痛、強い息苦しさ、失神、急に悪化する動悸がある
- 突然の激しい頭痛、麻痺、ろれつ障害、視野異常、意識の変化がある
- 強い抑うつで日常生活が保てない、希死念慮がある
- 急な体重減少、発熱、血便、強い嘔吐や脱水がある
- 発作のような症状に加え、倒れる・けいれん・強い脱力がある
これらは循環器・神経・内科・精神科などでの評価が優先されることがあります。必要に応じて医療機関受診と並行して鍼灸をご検討ください。
AUTONOMIC SYMPTOMS
自律神経失調・自律神経の乱れ(動悸・めまい・ふらつき・胃腸不調)|藤沢で自律神経症状に鍼灸を検討中の方へ
「検査では大きな異常がないのに、動悸・めまい・息苦しさ・吐き気・胃腸の不調が続く」——。
こうした症状は、自律神経だけの問題として単純化できるものではなく、睡眠不足、ストレス、起立時の循環変化、呼吸の乱れ、体の緊張などが複雑に関与していることがあります。
自律神経症状の要点
- 「自律神経失調症」「自律神経の乱れ」は、単一の正式診断名というより、体の調整機能が崩れたときに出やすい症状群として使われることが多いです。
- よくある症状は、動悸、めまい、ふらつき、息苦しさ、吐き気、胃腸の不調、発汗異常、疲労感、不眠などです。
- 鍼灸と自律神経に関する研究では、心拍変動(HRV)などの指標を通じて、鍼刺激が交感神経・副交感神経の反応に関わることが報告されています。
- 立ち上がったときの動悸やめまい、頭のぼんやり感、疲れやすさでは、起立性不耐症やPOTSのような背景が関わることも報告されています。
- 当鍼灸院では、首肩の過緊張、呼吸の浅さ、みぞおちの張り、下肢の冷えや循環などを整え、症状が出にくい状態を目指します。
- まずは安全確認が重要であり、必要な場合は医療と併用することが前提になります。
自律神経失調・自律神経の乱れとは
自律神経は、呼吸、心拍、血圧、体温、発汗、胃腸の動きなどを無意識に調整している仕組みです。
この切り替えがうまくいかないと、「立つとつらい」「食後に崩れる」「夜になると脳と体が休まらない」「緊張が抜けない」という形で症状が現れやすくなります。
実際には、自律神経単独というより、睡眠不足、不安、脱水、ホルモン変動、呼吸の浅さ、慢性的な痛み、首肩や胸郭の緊張などが重なり、 体が“常に警戒している状態”に寄ってしまうことで不調が固定化しやすくなります。
こんな訴えが多くみられます
- 立ち上がるとふらつく、ぼーっとする、動悸が出る
- 電車・人混み・会議・美容室などで気持ち悪くなりやすい
- 食後の胃もたれ、吐き気、便秘や下痢を繰り返す
- 手足が冷えるのに、のぼせや汗も出やすい
- 夜に眠れず、朝はだるく、昼に崩れやすい
原因と悪循環
自律神経症状は幅が広く、背景もさまざまです。
たとえば、脱水や循環の不安定さで起きる立ちくらみもあれば、
強いストレスや不安で交感神経が高ぶり、動悸・過換気・胃腸症状が出やすくなるケースもあります。
また、甲状腺機能異常、貧血、心疾患、睡眠障害、耳鼻科的な問題、薬の影響などでも似た症状が出るため、 「自律神経っぽい」で終わらせず、必要なケースでは医療で背景を確認しておくことが重要です。
当鍼灸院が初回で細かく確認すること
- 症状が起こるタイミング(朝 / 起立時 / 食後 / 夕方 / 夜)
- 動悸や息苦しさが不安の前に出るのか、後に強まるのか
- 水分量、食事量、睡眠時間、体重変化
- 首肩こり、頭痛、顎の緊張、胃腸症状の有無
- 更年期、月経周期、産後、感染後などとの関係
医療機関での治療
医療機関では、まず危険な疾患を除外しながら、症状の背景を整理していきます。
必要に応じて、血液検査、血圧・脈拍の評価、心電図、耳鼻科的評価、起立時の循環評価などが検討されます。
治療は原因により異なりますが、睡眠の見直し、水分・塩分・食事の調整、運動療法、
不安や抑うつが関わる場合の心理療法や薬物療法などが用いられます。
「自律神経だけを整える単独治療」というより、背景に応じて組み合わせて整えるのが基本です。
当鍼灸院での自律神経症状の鍼灸治療
当鍼灸院では、自律神経症状を「体が休息側に切り替わりにくくなっている状態」として捉えます。
そのため、症状が出ている場所だけでなく、後頭部・首肩・胸郭・みぞおち・前腕・下腿など、
呼吸、自律神経、循環、内臓反応に関わる部位を含めて全体を調整します。
当鍼灸院の基本方針(自律神経症状)
- 評価:動悸、めまい、胃腸症状、不眠、不安のつながりを時系列で整理する
- 基本方針:交感神経が上がりやすい後頭部・首肩・胸郭・みぞおちの緊張を落とす
- 循環の視点:冷えや立ちくらみが強い方では、下肢循環や呼吸補助筋の緊張も確認する
- 刺激量:敏感な方が多いため、浅め・少なめから始め、施術後の反応を見ながら調整する
- 生活面:水分、睡眠、呼吸、朝の光、食事など“今できる1つ”を提案する
鍼灸でできること
- 動悸や胸のざわつきが出やすい日に、首肩や胸の詰まりを軽くして呼吸しやすくする
- みぞおちの張りや胃腸の不快感を整え、食後に崩れやすいリズムを落ち着かせる
- 眠れない、朝つらい、日中ぼんやりする、といった“回復リズムの乱れ”を整える
- 症状そのものだけでなく、「また起こるかもしれない」という警戒感を弱める
当鍼灸院の考え方
自律神経症状では、「どの症状が一番つらいか」と同じくらい、
何がきっかけで崩れ、何をすると少し落ち着くかが重要です。
施術では、その人の崩れ方のクセを見つけて、体が戻りやすい条件を積み重ねていきます。
東洋医学的なタイプ分類
東洋医学では、自律神経症状を1つの病名でまとめるよりも、体がどの方向に崩れているかで整理します。 患者さん向けに言い換えると、次のようなタイプに分けて考えやすいです。
- のぼせ・緊張タイプ:動悸、寝つきの悪さ、胸のつかえ、肩に力が入りやすい
- 消耗タイプ:朝つらい、立つとしんどい、冷えやすい、疲れると一気に崩れる
- 胃腸巻き込みタイプ:吐き気、みぞおちの張り、食欲低下、便通が安定しない
- 天候・環境敏感タイプ:気圧や疲労、月経周期でめまい・だるさが強くなる
研究結果と当鍼灸院の捉え方
鍼灸と自律神経に関する研究では、心拍変動(HRV)などを用いて、鍼刺激が交感神経・副交感神経の反応に関わることが報告されています。
また、POTSを含む循環・自律神経症状では、立位での動悸、めまい、疲労感、頭のぼんやり感、吐き気などが報告されています。
そのため当鍼灸院では、「自律神経」という言葉だけで施術を組み立てるのではなく、実際に起こっている症状群を分解し、睡眠・不安・呼吸・胃腸・循環のどこに重心があるかを見ていきます。
INSOMNIA / SLEEP
不眠症(入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒)|藤沢で不眠に鍼灸を検討中の方へ
眠れないことは、夜だけの問題ではありません。
日中の集中力、気分、痛みの感じ方にも影響し、「眠れない → 焦る → さらに眠れない」という悪循環を作りやすくなります。
不眠症の要点
- 不眠症は「寝つけない」「途中で起きる」「早く起きすぎる」「眠った感じがしない」などの形で現れます。
- 医療では、睡眠衛生だけでなくCBT-I(不眠の認知行動療法)が標準的に重視されています。
- 2025年の慢性不眠に対する系統的レビュー・メタ解析では、24件のランダム化比較試験・2,378例を対象に、睡眠の質や不眠症状の改善が報告されています。
- 入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒のように睡眠の乱れがはっきりしている方では、鍼灸を検討しやすい領域です。
- 当鍼灸院では、睡眠そのものだけでなく、首肩の緊張・呼吸の浅さ・動悸・胃腸症状・痛みなど、眠りを邪魔する要素も整理して施術します。
不眠症とは
不眠症は、睡眠の開始、維持、質のいずれかに問題があり、日中の生活に支障が出る状態です。
単純に睡眠時間が短いだけではなく、翌日に回復感があるかどうか、眠れないことが不安になっていないかも大切なポイントになります。
代表的な4タイプ
- 入眠障害:布団に入っても頭が冴えて寝つけない
- 中途覚醒:夜中に何度も起きて、その後眠りに戻りにくい
- 早朝覚醒:予定よりかなり早く起きてしまう
- 熟眠感欠如:寝たはずなのに休んだ感じがしない
原因と悪循環
不眠の背景には、痛み、ストレス、不安、生活リズムの乱れ、夜のスマホ、カフェイン、飲酒、 更年期症状、うつ症状、睡眠時無呼吸など、さまざまな要因が関わります。
特に長引く不眠では、「今夜も眠れないかもしれない」という予期不安が強くなり、
ベッドに入ること自体が緊張のきっかけになってしまうことがあります。
そのため、原因を探すだけでなく、眠りに入りやすい体と行動の条件を一つずつ戻していくことが重要です。
医療機関での治療
医療機関では、睡眠衛生指導、CBT-I、必要に応じた薬物療法が組み合わされます。
不眠では薬だけに頼るのではなく、睡眠に関する考え方や行動の修正を含む介入が重視されています。
※当鍼灸院では薬の開始・変更・中止は行いません。主治医の方針を尊重しながら、眠りやすい体の土台づくりを支える方針で進めます。
当鍼灸院での不眠の鍼灸治療
当鍼灸院では、不眠を「眠るスイッチが入りにくい体の状態」として捉えます。
首肩、後頭部、顎、胸郭、みぞおちの緊張が強いと、横になっても体が休息側に切り替わりにくくなります。
そのため、局所だけでなく呼吸と自律神経の切り替えに関係する部位を全身的に調整します。
当鍼灸院の基本方針(不眠)
- 評価:寝つき / 中途覚醒 / 早朝覚醒 / 熟眠感のどこが中心か整理する
- 身体症状:首肩こり、頭痛、動悸、胃腸症状、更年期、痛みの有無を確認する
- 施術:頭頸部〜胸郭〜腹部〜下腿の過緊張を整える
- 刺激量:敏感な方には浅め・少なめから始め、眠気やだるさも含め反応を見ながら調整する
- 併用:睡眠衛生を“全部変える”のではなく、できる1つから改善する
鍼灸でできること
- 布団に入ったあと、頭と体が休息側へ切り替わりやすい状態をつくる
- 中途覚醒しやすい方で、首肩のこわばりや動悸を整える
- 朝の疲労感や頭重感、日中のぼんやり感を軽くする
- 頭痛、胃腸不調、更年期症状など“眠りを邪魔する身体症状”を一緒に調整する
東洋医学的なタイプ分類
- 考えすぎ・疲れタイプ:眠ろうとすると考えが止まらない、胃腸も弱りやすい
- のぼせ・イライラタイプ:寝つきが悪い、夢が多い、熱感や焦りがある
- 乾き・消耗タイプ:途中で目が覚める、口が渇く、寝汗、回復感が薄い
- 重だるさタイプ:頭が重い、胃もたれ、寝てもスッキリしない
研究結果と当鍼灸院の捉え方
不眠は、鍼灸領域でも比較的研究が蓄積している症状です。2025年の慢性不眠に対する系統的レビュー・メタ解析では、24件のランダム化比較試験・2,378例を対象に、睡眠の質や不眠症状の改善が報告されています。
入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒のように睡眠の乱れがはっきりしている方では、薬だけに頼らない選択肢として鍼灸を検討しやすい領域です。
そのため当鍼灸院では、眠りを邪魔している首肩の緊張・痛み・不安感・胃腸の乱れを整えることを現実的な目標として施術を組み立てています。
ANXIETY / TENSION
不安感(緊張・ソワソワ感・胸のざわつき)|藤沢で不安感に鍼灸を検討中の方へ
はっきりした発作ではないけれど、いつも落ち着かない、胸がざわざわする、緊張が抜けない——。
こうした不安感は、こころの問題だけでなく、呼吸の浅さ、首肩の緊張、睡眠不足、胃腸の乱れ、慢性的な警戒状態と重なって続きやすくなります。
不安感の要点
- 不安感は、強い発作だけでなく、ソワソワ感、胸のざわつき、落ち着かなさ、緊張の持続として現れることがあります。
- 不眠、動悸、胃の不快感、肩こり、過呼吸傾向などが一緒にみられることも少なくありません。
- 不安症状に対する系統的レビュー・メタ解析では、20件のランダム化比較試験・1,462例を対象に、通常ケアや偽鍼と比べた不安症状スコアの低下が報告されています。
- 当鍼灸院では、不安感そのものを無理に消そうとするのではなく、不安を強めやすい身体条件を整えることを重視します。
不安感とは
不安感は、まだ起きていないことへの警戒や、体調の違和感への敏感さとして現れることがあります。
そのため、症状が強い方ほど、胸の違和感、息苦しさ、めまい、胃腸の不快感といった身体症状に意識が向きやすくなります。
こうした状態が続くと、体は常に“何かに備えている状態”となり、交感神経が高いままになりやすく、 結果として眠れない、疲れが抜けない、肩に力が入り続けるという形で固定化しやすくなります。
医療機関での治療
不安が生活に強く影響している場合は、医療機関で背景を整理し、必要に応じて心理療法や薬物療法が検討されます。
不安症状はうつ、不眠、パニック障害、自律神経症状と重なってみられることも多いため、単独ではなく全体で評価されることが一般的です。
当鍼灸院での不安感の鍼灸治療
当鍼灸院では、不安感に対して、頭で不安を抑え込むというより、体が警戒状態から少し降りやすくなることを目指して施術します。
後頭部、首肩、胸郭、みぞおち、前腕などの反応が強い方が多く、こうした部位を整えることで、
「ずっと身構えている感じ」が軽くなる方もいます。
鍼灸でできること
- 胸のざわつき、喉の詰まり、浅い呼吸を整える
- 首肩や顎の過緊張を落とし、休息側に切り替わりやすくする
- 不眠、動悸、胃腸症状など、不安感を強めやすい身体症状も一緒に整える
- 常に緊張している感じを少しずつ軽くしていく
東洋医学的なタイプ分類
- 胸が詰まるタイプ:ため息、胸苦しさ、喉の違和感、イライラ
- 消耗タイプ:不安と疲労が同時に強く、朝がつらい、回復しにくい
- 胃腸タイプ:不安と一緒に吐き気、食欲低下、みぞおちの張りが出やすい
- 不眠タイプ:頭が休まらない、考えが止まらない、夢が多い
研究結果と当鍼灸院の捉え方
不安症状は、鍼灸の研究でも前向きな結果が報告されている領域です。系統的レビュー・メタ解析では、20件のランダム化比較試験・1,462例を対象に、通常ケアや偽鍼と比べた不安症状スコアの低下が報告されています。
不安感は、動悸・息苦しさ・不眠・胃腸症状と重なりやすいことも報告されています。
そのため当鍼灸院では、不安感だけを単独で見るのではなく、呼吸・首肩の緊張・睡眠・胃腸を含めて体が警戒状態から降りやすい条件を整えます。
DEPRESSION / LOW MOOD
うつ(抑うつ状態)|藤沢で“こころと体の両方から整えたい”方へ
うつは気分の落ち込みだけでなく、睡眠、食欲、疲労感、痛み、集中力低下など、
体の不調として現れることも少なくありません。
当鍼灸院では、医療を尊重しながら、回復を妨げやすい身体要因を整える補助線として鍼灸を位置づけます。
うつの要点
- うつは、気分の落ち込みや興味の低下に加え、不眠、食欲低下、疲労、痛みなど身体症状を伴うことがあります。
- 医療では、重症度に応じて心理療法・薬物療法・環境調整が組み合わされます。
- 2024年のうつに対する系統的レビュー・メタ解析では、20件のランダム化比較試験・1,376例を対象に、抑うつ症状スコアの改善が報告されています。
- 睡眠障害、慢性的な痛み、首肩の過緊張、胃腸症状を伴う方では、身体側から整える意義があります。
- 当鍼灸院では、睡眠の乱れ、緊張の強さ、慢性的な痛み、胃腸症状など、回復の妨げになりやすい身体サインを整えることを重視します。
うつについて
うつは「こころの問題」だけでなく、脳の働き、ストレス応答、生活負担、睡眠、身体症状が絡み合って起こる状態です。
本人の努力不足ではなく、休めなくなった体と心が同時に疲弊している状態として捉えるほうが、実際の臨床に近いことが多いです。
よくある訴え
- 気分が沈む、涙もろい、楽しい感覚が薄い
- 眠れない、朝がつらい、頭が働かない
- 疲れて動けない、食欲が落ちる、胃腸の調子が乱れる
- 首肩が常に張る、頭痛や体の痛みが増える
- 焦り、自責感、集中力低下が続く
医療機関での治療
NICEのうつ診療指針では、重症度、経過、再発歴、生活機能への影響に応じて、
心理療法、抗うつ薬、サポート体制の調整などを組み合わせる考え方が示されています。
軽症〜中等症では心理療法を重視する場面があり、症状や経過に応じて薬物療法が加わります。
※当鍼灸院では診断・休職判断・服薬調整は行いません。必要時は医療機関との連携を前提に進めます。
当鍼灸院でのうつの鍼灸治療
当鍼灸院では、うつに対して「気分を直接変える」というより、 眠れない・休めない・首肩が張る・食べられない・呼吸が浅いといった、 回復を妨げやすい身体のサインを整えることを重視します。
当鍼灸院の基本方針(うつ)
- 安全確認:自傷リスク、著しい食欲低下、強い不眠、日常機能低下の確認
- 身体の評価:首肩の過緊張、胸郭の硬さ、みぞおちの張り、胃腸症状、冷えをみる
- 施術:過緊張をほどきながら、消耗している体を支える方向で組み立てる
- 刺激量:疲弊が強い方では“効かせすぎる”より、回復に回れる刺激量を優先する
- 併用:医療・休息・生活調整を前提に、無理のない回復ペースをつくる
鍼灸でできること
- 眠れない・食べられない・首肩が苦しい、といった身体症状を和らげる
- 呼吸が浅く、胸が詰まる感じを軽くして、体が少し休みやすくなるよう支える
- 頭痛、胃腸不調、慢性痛など、抑うつを長引かせやすい要素も一緒に整理する
- 施術後にすぐ元気になることを目指すのではなく、回復の邪魔をしている要素を少しずつ減らす
東洋医学的なタイプ分類
- 詰まりタイプ:胸が苦しい、ため息が多い、イライラと落ち込みが混ざる
- 消耗タイプ:疲れて動けない、朝が弱い、食欲がない、冷える
- 考えすぎタイプ:不安が頭から離れない、胃腸に出やすい、眠りが浅い
- のぼせ・不眠タイプ:焦燥感、寝つきの悪さ、動悸、ほてりが出やすい
研究結果と当鍼灸院の捉え方
うつ・抑うつ状態についても、鍼灸は医療と併用する補助的な選択肢として研究が蓄積しています。2024年の系統的レビュー・メタ解析では、20件のランダム化比較試験・1,376例を対象に、抑うつ症状スコアの改善が報告されています。
特に、睡眠障害、慢性的な痛み、首肩の過緊張、胃腸症状が重なる方では、身体側から回復しやすい条件を整える意義があります。
そのため当鍼灸院では、気分面だけでなく、睡眠・自律神経・慢性痛・胃腸症状を含めた全体の整え方を重視しています。
PANIC DISORDER
パニック障害(パニック発作・予期不安)|藤沢で発作への不安を整えたい方へ
突然の動悸、息苦しさ、胸の不快感、強い不安感——。
パニック障害では、発作そのものだけでなく、「また起こるかもしれない」という予期不安が生活を狭めていくことがあります。
パニック障害の要点
- パニック発作は、突然の強い不安と身体症状がピークに達する発作です。
- 医療では、CBTが重視され、必要に応じて抗うつ薬などが用いられます。
- パニック障害では医療機関での評価やCBTが中心になりますが、不安症状に対する系統的レビュー・メタ解析では、20件のランダム化比較試験・1,462例を対象に、不安症状スコアの低下が報告されています。
- 動悸・息苦しさ・予期不安が重なる方では、身体の警戒反応を整える視点が重要です。
- 当鍼灸院では、動悸・息苦しさ・首肩の緊張・不眠など、発作を強めやすい身体要因を整える補助線として施術します。
パニック障害とは
パニック障害は、突然の激しい不安と身体症状(動悸、息苦しさ、胸の違和感、めまい、震え、発汗など)が起こり、 その後に「また起こるのでは」という予期不安が続きやすい状態です。
身体症状が強いため、最初は心臓や呼吸器の病気を心配して受診される方も多いですが、 まずは本当に危険な疾患がないかを確認し、そのうえで治療を進めることが大切です。
医療機関での治療
NICEのガイドラインでは、パニック障害に対してCBTが中心的介入として示されています。
症状の持続や重さに応じて抗うつ薬が用いられることもあり、
発作への対処と予期不安への対処を分けて考えていくのが一般的です。
当鍼灸院でのパニック障害の鍼灸治療
当鍼灸院では、パニック障害に対して「発作をその場で完全に止める」よりも、
発作を起こしやすい体の条件を減らすことを重視します。
たとえば、首肩の過緊張、胸郭の硬さ、浅い呼吸、眠りの浅さ、胃腸の不安定さは、
身体感覚を敏感にし、発作への警戒を強めやすくなります。
当鍼灸院の基本方針(パニック障害)
- 評価:発作の誘因、場所、時間帯、予期不安、回避行動、睡眠状態を整理する
- 施術:後頭部・首肩・胸郭・みぞおち・前腕・下腿を中心に整える
- 刺激量:驚きやすい方には穏やかな刺激で安心感を優先する
- 併用:医療・呼吸法・行動療法と矛盾しない形で進める
鍼灸でできること
- 動悸や胸のざわつきが起きやすい土台を、首肩や胸の緊張から整える
- 息を吸いにくい感じ、喉の詰まり、みぞおちの張りを軽くする
- 発作後の疲労感や不眠、食欲低下を整えて回復を助ける
- 「また起きるかも」という身体への警戒を少しずつ下げる
東洋医学的なタイプ分類
- 上にのぼるタイプ:動悸、のぼせ、胸苦しさ、焦り、息が浅い
- 胃腸から崩れるタイプ:吐き気、みぞおちの詰まり、食欲低下、発作前に胃が気持ち悪い
- 消耗タイプ:発作後にぐったりする、朝弱い、冷えやふらつきがある
- 緊張固定タイプ:首肩が常に固い、顎を食いしばる、背中が張る
研究結果と当鍼灸院の捉え方
パニック障害では、医療機関での評価やCBTを大切にしながら、発作そのものと「また起こるかもしれない」という予期不安を分けて見ることが重要です。
不安症状に対する系統的レビュー・メタ解析では、20件のランダム化比較試験・1,462例を対象に、不安症状スコアの低下が報告されています。
そのため当鍼灸院では、発作時のつらさだけでなく、動悸・呼吸・睡眠・首肩の緊張まで含めて、身体の警戒反応が強まりにくい状態を目指して施術を行います。
FATIGUE / LONG COVID
慢性疲労・コロナ後遺症の倦怠感|藤沢で疲れが抜けない・だるさが続く方へ
休んでも回復しない、朝からだるい、頭が働かない、少し動くと極端に疲れる——。
慢性疲労やコロナ後遺症の倦怠感では、睡眠・自律神経・循環・呼吸・炎症後の変化が複雑に関わっていることがあります。
慢性疲労・倦怠感の要点
- 慢性疲労は、単なる寝不足や一時的な疲れとは異なり、回復しにくさが問題になります。
- コロナ後遺症では、倦怠感、動悸、めまい、ブレインフォグ、息苦しさなどが一緒にみられることがあります。
- コロナ後にPOTSのような自律神経症状が関わるケースも報告されています。
- 慢性疲労・慢性疲労症候群に対する鍼灸研究では、疲労感や生活の質に関する改善が報告されています。
- 当鍼灸院では、疲労を“我慢して押し切る”方向ではなく、消耗を減らして回復側に回れる条件をつくることを重視します。
慢性疲労・コロナ後遺症の倦怠感とは
慢性疲労では、「疲れている」というより、回復の仕組みがうまく働いていない感じとして訴えられることが多いです。
たとえば、朝から重い、集中が続かない、買い物や家事のあとに一気に崩れる、という形で生活に影響が出ます。
コロナ後遺症の倦怠感では、感染後に疲労感、動悸、めまい、息苦しさ、頭の働きにくさが続くことがあり、 そこに不眠や不安感が加わることで、さらに回復しにくくなることがあります。
こうした訴えが多くみられます
- 寝ても疲れが抜けない、朝から体が重い
- 少し動くと極端にぐったりする
- 集中力が落ちる、頭がぼんやりする
- 立つと動悸やふらつきが出る
- 感染後から以前と同じ生活に戻りにくい
医療機関での治療
医療機関では、貧血、甲状腺機能異常、感染後の影響、睡眠障害、循環の問題、うつや不安の併存などを整理しながら評価が進められます。
コロナ後遺症の倦怠感では、症状に応じて呼吸、循環、自律神経、睡眠の面から包括的にみていくことが一般的です。
当鍼灸院での慢性疲労・コロナ後遺症の倦怠感の鍼灸治療
当鍼灸院では、慢性疲労やコロナ後遺症の倦怠感に対して、「元気を無理やり引き出す」より、消耗を減らして回復しやすくすることを重視します。
首肩、呼吸、みぞおち、下肢循環、睡眠の乱れをみながら、体が“使いすぎたまま”になっていないかを整理して施術を組み立てます。
当鍼灸院の基本方針(慢性疲労・倦怠感)
- 評価:疲れ方、回復の遅さ、睡眠、動悸、めまい、集中力低下の関係を整理する
- 施術:首肩の過緊張、胸郭の硬さ、みぞおちの詰まり、下肢循環を整える
- 刺激量:疲弊が強い方ほど刺激過多でしんどくなりやすいため、軽刺激から調整する
- 生活面:活動量の配分、睡眠、食事、水分、休み方を無理のない範囲で見直す
鍼灸でできること
- 疲れが抜けにくい背景にある首肩・胸の緊張を整える
- 睡眠の質や休息感を整え、回復の土台を作る
- 動悸、ふらつき、胃腸不調など、倦怠感に重なりやすい症状も一緒に整理する
- 感染後から続く“頑張ると悪化しやすい感じ”に配慮しながら施術する
東洋医学的なタイプ分類
- 消耗タイプ:朝からだるい、動くとすぐ疲れる、冷えやすい
- 自律神経巻き込みタイプ:動悸、めまい、立つとしんどい、頭がぼんやりする
- 胃腸低下タイプ:食欲が安定しない、胃もたれ、食後に崩れる
- 緊張残存タイプ:休んでいても首肩が固い、眠りが浅い、力が抜けない
研究結果と当鍼灸院の捉え方
慢性疲労・慢性疲労症候群に対する鍼灸研究では、疲労感や生活の質に関する改善が報告されています。
コロナ後遺症では、倦怠感とともに動悸・ふらつき・ブレインフォグなどが重なりやすく、POTSのような自律神経症状との関連も報告されています。
そのため当鍼灸院では、疲労感だけでなく、睡眠・呼吸・循環・胃腸症状を含めて、消耗を減らし回復しやすい体の条件づくりを行います。
Q&A
よくある質問
自律神経・睡眠・こころの不調で多い質問をまとめました。
Q 鍼灸だけで薬をやめることは目指せますか?
Q 自律神経失調症と言われました。鍼灸は受けられますか?
Q 不安感や慢性疲労も一緒に相談できますか?
Q どれくらいの頻度で通うといいですか?
Q メンタルの不調でも体に鍼をする意味はありますか?
参考(ガイドライン・レビュー)
- NICE:Depression in adults: treatment and management(NG222)
- NICE:Generalised anxiety disorder and panic disorder in adults(CG113)
- Frontiers in Neurology(2025):Acupuncture for chronic insomnia disorder: a systematic review with meta-analysis and trial sequential analysis(24 RCTs / 2,378 participants)
- Frontiers in Neuroscience(2024):Efficacy of acupuncture for depression: A systematic review and meta-analysis(20 RCTs / 1,376 participants)
- J Clin Psychol / PubMed(2026):Acupuncture for Anxiety: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Controlled Trials(20 RCTs / 1,462 participants)
- PMC(2025):Clinical efficacy and safety of acupuncture in modulating autonomic nervous function: a meta-analysis of randomized controlled trials
- PubMed(2025):The efficacy of acupuncture-based Chinese medicine in chronic fatigue syndrome: a meta-analysis
- European Journal of Integrative Medicine(2025):Comparing different acupuncture methods for the treatment of chronic fatigue syndrome: A systematic review and network meta-analysis
- Johns Hopkins Medicine:Postural Orthostatic Tachycardia Syndrome(POTS)
- Johns Hopkins Medicine:COVID-19 and POTS: Is There a Link?
※本ページは情報提供であり、診断・治療の代替ではありません。症状が強い場合や急な変化がある場合は医療機関へご相談ください。
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