薬を続けても、夜間頻尿や残尿感が残る。東洋医学では、前立腺肥大症による排尿の不調を「癃閉(りゅうへい)」「淋証(りんしょう)」などとしてとらえ、腎・膀胱・肝の巡りの乱れとして、体質のタイプ(証)に合わせて整えます。

このページを要約すると
- 東洋医学では、排尿の不調を「癃閉」「淋証」としてとらえます。
- 腎・膀胱・肝の巡りの乱れや、加齢による腎の力の低下として考えます。
- 代表的な証は腎陽虚/中気下陥/湿熱下注/肝鬱気滞など。
- 西洋医学の治療とあわせて、体質から整えます。
- 急性尿閉・前立腺がんの鑑別など、まず泌尿器科の診断が大切です。
東洋医学でみる前立腺肥大症「癃閉・淋証」
東洋医学では、尿の出しにくさ・頻尿・残尿感を、「癃閉(りゅうへい)」「淋証(りんしょう)」としてとらえます。加齢による腎の力の低下、下腹部を持ち上げる気の不足、湿と熱、ストレスによる気の滞りなどが関わると考えます。西洋医学とは異なる角度から、腎・膀胱・肝の働きと骨盤の巡りを整えます。
前立腺肥大症の証(タイプ)
腎陽虚(じんようきょ)
加齢や冷えで身体を温める力が衰えるタイプ。夜間頻尿、尿の勢いの低下、手足の冷え、腰のだるさを伴いやすい。
中気下陥(ちゅうきげかん)
疲れや加齢で“気”が不足し、下腹部を持ち上げる力が弱るタイプ。尿の出しにくさ、残尿感、疲れやすさを伴いやすい。
湿熱下注(しつねつげちゅう)
湿と熱が下腹部にこもるタイプ。頻尿・尿意切迫、排尿時の不快感、残尿感を伴いやすい。飲酒・脂っこい食事で悪化しやすい。
肝鬱気滞(かんうつきたい)
ストレスや緊張で気が滞り、水の通り道が乱れるタイプ。症状が気分に左右され、張るような不快感を伴いやすい。
あなたはどのタイプ?(かんたんチェック)
- 冷えると悪化・夜間頻尿・尿の勢いが弱い → 腎陽虚の傾向。
- 疲れると出しにくい・残尿感・だるい → 中気下陥の傾向。
- 頻尿・残尿感・排尿時の不快・飲酒で悪化 → 湿熱下注の傾向。
- 症状が気分に左右される・張る不快感 → 肝鬱気滞の傾向。
実際には複数のタイプが重なることもあります。当院では、体質(証)に合わせて全身を整え、腰・下腹部・下肢へのやさしい鍼で、排尿の不調を身体から支えます。泌尿器科の治療を続けながらでも受けられます。
よくある質問
Q 「証」とは何ですか?
Q 西洋医学の治療と併用できますか?
Q ツボはどこを使いますか?
藤沢で前立腺肥大症の相談なら
藤沢のインヤン鍼灸院では、体質(証)に合わせて、腰・下腹部・全身から整える前立腺肥大症鍼灸を行っています。
初めての方限定
前立腺肥大症鍼灸 体験コース(90分)7,700円(税込・通常14,300円/約46%OFF)
頻尿・夜間頻尿・自律神経の乱れなど、身体の治療メニューに適用されます。
前立腺肥大症鍼灸 専用ページを見る インヤン藤沢で今すぐ予約する※本記事は一般的な情報提供であり、診断・治療を保証するものではありません。効果には個人差があります。鍼灸は前立腺の大きさを小さくするものではなく、頻尿・夜間頻尿などの排尿症状をやわらげる補助です。前立腺肥大症は泌尿器科での診断が基本で、前立腺がんとの鑑別(PSA検査など)が大切です。まったく尿が出ない(急性尿閉)・血尿などがある場合は、すぐに泌尿器科を受診してください。
参考文献・出典
- 『疾患別鍼灸臨床の実際』(前立腺肥大症)ほか。東洋医学の証・体質の考え方に基づく一般的な解説です。効果には個人差があります。
監修:中澤 和巳(あん摩マッサージ指圧師・臨床10年)
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