ひとくちに「めまい」といっても、あらわれ方も原因もさまざまです。この記事では、めまいの種類(回転性・浮動性・立ちくらみ)と原因の分類を整理し、すぐ受診すべき危険なめまいの見分け方、そして鍼灸が向くタイプを解説します。

このページを要約すると
- めまいは回転性・浮動性・立ちくらみの3タイプに分けられます。
- 原因は大きく末梢性(耳)・中枢性(脳)・心因性(ストレス)・頸性(首)の4つ。
- 危険なめまい(脳など)はすぐ受診が必要です。見分け方を解説します。
- 鍼灸が向くのは心因性・頸性のめまい。中枢性は対象外です。
⚠️ こんなめまいはすぐ受診を
強い頭痛・手足のしびれ・ろれつが回らない・物が二重に見える・手足の力が入らない・意識が遠のく・めまいが持続する——これらを伴うめまいは、脳などの病気の可能性があります。また、突然の強い難聴を伴うめまいも、すぐに医療機関(耳鼻科・救急)を受診してください。
めまいの3つの種類(あらわれ方)
- 回転性めまい:天井や景色がぐるぐる回って見える。耳(前庭)の問題で起こることが多い。
- 浮動性めまい:体がふわふわ・宙に浮く感じ。ストレスや自律神経、脳が関わることも。
- 立ちくらみ(眼前暗黒感):立ち上がると目の前が暗くなる。血圧・自律神経が関わる。
めまいの原因(4つの分類)
① 末梢性めまい(耳の問題)
内耳や前庭神経の問題。良性発作性頭位めまい症(BPPV)、メニエール病、前庭神経炎など。回転性が多く、耳鳴りや難聴を伴うことも。まず耳鼻科へ。
② 中枢性めまい(脳の問題)
脳梗塞・脳出血など、脳の病気によるめまい。手足のしびれ・ろれつ・複視などの神経症状を伴い、持続することが多い。すぐ受診が必要で、鍼灸の対象外です。
③ 心因性めまい(ストレス)
ストレス・疲労・自律神経の乱れによる、ふわふわした浮動性のめまい。検査で異常が出にくい。鍼灸が関わりやすいタイプです。
④ 頸性めまい(首の問題)
首肩こり・スマホ首・頸椎の負担によるめまい。首の筋肉には平衡感覚のセンサーがあり、こわばりが強いとふらつきに関わります。鍼灸が得意とするタイプです(詳しくは頸性めまい・首肩こりとめまい)。
鍼灸が向くめまい・向かないめまい
鍼灸が関わりやすいのは、心因性・頸性のめまい、そして良性発作性頭位めまい症(BPPV)などの治療後に残るふらつきです。一方、脳が原因の中枢性めまいは鍼灸の対象外で、すぐ医療機関へ。だからこそ、まず耳鼻科など医療機関で原因を確認することが大前提になります。
東洋医学では、めまいを体質(証)から4タイプに分けて捉えます。詳しくは東洋医学でみるめまいの4タイプをご覧ください。
まとめ
めまいは、種類と原因を見極めることが第一歩です。まず医療機関で危険なめまいを除外し、そのうえで、検査で異常のない心因性・頸性のめまいには、鍼灸という選択肢もあります。研究の全体像はエビデンス総まとめで解説しています。
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めまい鍼灸 専用ページを見る インヤン藤沢で今すぐ予約する※本記事は一般的な情報提供であり、診断・治療を保証するものではありません。効果には個人差があります。危険なめまいのサインがある場合や突然の強い難聴がある場合は、まず医療機関(耳鼻科・救急)を受診してください。お薬の調整は主治医とご相談ください。
参考文献・出典
- めまいの分類・鑑別(末梢性・中枢性・心因性・頸性)と危険なめまいに関する成書(神経内科・耳鼻科領域)
- Yang Y, et al.「頸性めまいに対する鍼と推拿の比較:ネットワークメタ解析」Frontiers in Neurology 2026
監修:中澤 和巳(あん摩マッサージ指圧師・臨床10年)
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