「メニエール病って、どんな病気?」——くり返すめまいと耳の症状に悩む方へ。この記事では、メニエール病の原因・症状・診断・治療を、わかりやすく解説し、その中での鍼灸の位置づけもお伝えします。

このページを要約すると
- メニエール病は、内耳の内リンパ水腫が背景にある病気です。
- 回転性のめまい発作をくり返し、耳鳴り・難聴・耳閉感を伴います。
- ストレス・過労・睡眠不足・気圧の変化が誘因になります。
- 診断・治療は耳鼻科で。鍼灸は発作の合間の補助という位置づけです。
⚠️ まず耳鼻科へ
メニエール病は耳鼻科での診断・治療が基本です。突然の強い難聴は放置すると回復が難しくなります。強い頭痛・しびれ・ろれつが回らないめまいは、脳の病気の可能性もあり、すぐ受診してください。
メニエール病の原因(内リンパ水腫)
私たちの内耳には、平衡感覚や聴こえをつかさどるリンパ液があります。メニエール病では、この内リンパ液がたまりすぎた状態(内リンパ水腫)が背景にあると考えられています。なぜ水腫が起こるのか、はっきりした原因は特定されていませんが、ストレス・肉体的精神的な過労・睡眠不足・不規則な生活・気圧や気象の変化が発症や悪化に関わるといわれています。まじめで几帳面な方に多いともされます。
メニエール病の症状
- 回転性のめまい発作:ぐるぐる回るめまいが、10分程度〜数時間続き、くり返します。
- 耳鳴り:キーン・ゴーという耳鳴り。
- 難聴:とくに低い音が聞こえにくくなり、変動します。
- 耳閉感:耳が詰まる・こもる感じ。
これらの聴覚症状は、めまい発作と関連して変動するのが特徴です。悪心・嘔吐を伴うこともあります。
診断と治療(耳鼻科)
診断は耳鼻科で、純音聴力検査・平衡機能検査などをもとに、診療ガイドラインに沿って行われます。治療は、生活指導(ストレス回避・睡眠・有酸素運動)や薬物療法(利尿薬・抗めまい薬など)が中心で、難治例には手術が検討されることもあります。まず耳鼻科での診断・治療を受けることが基本です。
その中での鍼灸の位置づけ
鍼灸は、メニエール病そのものを治すものではありません。耳鼻科の治療とあわせて、発作の合間(発作間欠期)に、悪化因子となるストレス・自律神経の乱れ・首肩こりをやわらげ、発作の合間を過ごしやすくする補助です。ストレスとの関係はストレス・自律神経とメニエール病、東洋医学の見方は東洋医学でみるメニエール病の4タイプをご覧ください。
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自律神経の乱れ・首肩こりなど、身体の治療メニューに適用されます。
メニエール病鍼灸 専用ページを見る インヤン藤沢で今すぐ予約する※本記事は一般的な情報提供であり、診断・治療を保証するものではありません。効果には個人差があります。メニエール病は耳鼻科での診断・治療が基本です。突然の強い難聴や脳の症状を伴うめまいがある場合は、すぐに医療機関を受診してください。お薬の調整は主治医とご相談ください。
参考文献・出典
- 日本めまい平衡医学会編「メニエール病・遅発性内リンパ水腫診療ガイドライン」金原出版
- メニエール病の病態(内リンパ水腫)・症状・鑑別・鍼灸治療に関する成書(耳鼻科・鍼灸領域)
監修:中澤 和巳(あん摩マッサージ指圧師・臨床10年)
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