偏頭痛(片頭痛)で吐き気・光や音がつらいとき、どう乗り切る?

偏頭痛(片頭痛)の発作が来ると、ズキズキする痛みだけでなく、毎回のように吐いてしまう・光や音がつらくて暗くしないと寝られない——そんなつらさを抱えていませんか。この記事では、発作のときに少しでも楽に乗り切るための「過ごし方」と、受診・救急の目安、そしてくり返す頭痛の体質ケアについてお伝えします。

偏頭痛(片頭痛)で吐き気・光や音がつらいとき、どう乗り切る?|藤沢の鍼灸

このページを要約すると

  • 発作中は、暗く静かな場所で横になり、こめかみや首の後ろを冷やすと楽になることがあります(個人差)。
  • 光や音を遮断し、無理に動いたり温めたり(長風呂など)は控えめに。吐き気が落ち着いたら水分を少量ずつ。
  • 頻回の嘔吐で水分がとれない・ぐったりする・尿が減る(脱水)、いつもと違う激しい頭痛は、受診・救急を。
  • 市販の痛み止めの飲みすぎは、かえって頭痛を招くことがあります(薬物乱用頭痛)。
  • くり返す頭痛の体質面のケアとして、藤沢の鍼灸という選択肢も(薬と併用可・補助)。

偏頭痛(片頭痛)で吐き気や光・音がつらくなるのはなぜ?

偏頭痛(片頭痛)は、こめかみのあたりがズキンズキンと脈打つように痛むのに加えて、吐き気や嘔吐、光をまぶしく感じる(光過敏)・音がいつもより大きくうるさく感じる(音過敏)といった症状を伴いやすいのが特徴です。発作のあいだは脳が過敏な状態になり、ふだんは気にならない光・音・においまでつらく感じられます。「暗くしないと寝られない」「毎回のように吐く」というのは、片頭痛によくみられる訴えです。

なお、頭痛には偏頭痛(片頭痛)のほかに、後頭部から首肩が締めつけられるように痛む緊張型頭痛などもあり、タイプによって楽になる過ごし方が変わります。ご自分の頭痛がどちらに近いか知りたい方は、頭痛のタイプの見分け方もあわせてご覧ください。

発作が来たら——暗く静かな場所で乗り切る

偏頭痛(片頭痛)の発作中は、がんばって動くよりも、いかに刺激を減らして休むかがポイントです。次のような過ごし方を試してみてください(合う・合わないには個人差があります)。

  • 暗く静かな場所で横になる:カーテンを閉め、照明を落とし、光と音を遮断します。スマホやテレビの画面も、つらいあいだは控えめに。
  • こめかみや首の後ろを冷やす:偏頭痛(片頭痛)は冷やすと楽になることがあります。逆に、発作中の入浴・長風呂・温めは痛みを強めることがあるため控えめに。
  • 少量のカフェイン:コーヒーやお茶など少量のカフェインが助けになる方もいます(飲みすぎ・就寝前は避ける・個人差があります)。
  • 無理に動かない・予定を手放す:「これくらいで休むなんて」と我慢せず、いったん横になることも大切なセルフケアです。
  • 吐き気が落ち着いたら水分を少しずつ:一気に飲むと戻しやすいため、少量ずつこまめに。
  • 痛み止めは用法用量を守って早めに:市販薬・処方薬とも、決められた回数・量の範囲で。ただし飲みすぎには注意が必要です(後述)。

⚠ 市販や処方の痛み止めを月に10日以上・数か月にわたって使い続けると、かえって頭痛が慢性化することがあります(薬物乱用頭痛)。心当たりのある方は、痛み止めの飲みすぎと頭痛(薬物乱用頭痛)もご覧ください。自己判断での急な断薬は反動を招くことがあるため、減らし方は頭痛外来・脳神経内科でご相談を。

こんなときは受診・救急を

いつもの偏頭痛(片頭痛)と様子が違うときは、我慢せず医療機関へ。とくに次のようなときは、すぐに受診・救急を検討してください。

  • 頻回の嘔吐で水分がとれない・ぐったりする・尿が減る(脱水のサイン)。吐き続けて水も飲めないときは早めに受診を。
  • 突然の激しい頭痛(今までで最悪・バットで殴られたような痛み)→ 救急。
  • 発熱+首のこわばり(うなじが硬い)。
  • 手足の麻痺・しびれ、ろれつが回らない、ものが二重に見える、意識がおかしい→ 救急。
  • いつもと違う頭痛、50歳以降で初めて出た頭痛、だんだん悪化する頭痛、頭を打った後の頭痛

これらは、一次性頭痛(偏頭痛=片頭痛・緊張型など)とは区別が必要な、命にかかわることもある頭痛のサインです。何科に行けばよいか迷うときは、脳神経内科・頭痛外来が目安になります。

くり返す発作の体質ケアに——藤沢の鍼灸でできること

発作のたびに吐いて寝込む、というつらさがくり返すなら、「発作が起こりにくい状態」を目指す体質面のケアも選択肢になります。藤沢のインヤン鍼灸院では、偏頭痛(片頭痛)の引き金になりやすい首肩のこり自律神経の両面から整える鍼を行っています。鎮痛薬や予防薬を続けながらでも受けられ、薬を減らしたい方のご相談も承ります(減薬の指示は行わず、主治医と連携します)。鍼灸は診断や投薬の代わりではなく、あくまで体質面のサポート(補助)で、効果には個人差があります。頭痛のタイプや頻度をカウンセリングで確認したうえで、施術方針をご提案します。より詳しくは頭痛の鍼灸ページをご覧ください。

よくある質問

Q 頭痛のたびに毎回のように吐いてしまいますが、大丈夫でしょうか?
A
偏頭痛(片頭痛)は吐き気や嘔吐を伴いやすく、それ自体はよくみられる症状です。ただし、頻回の嘔吐で水分がとれない・ぐったりする・尿が減るときは脱水のおそれがあり受診を。また、突然の激しい頭痛や、発熱・麻痺・意識の異常を伴うときは、片頭痛とは別の病気の可能性があるため救急・受診をご検討ください。
Q 光や音がつらいときは、どうすればいいですか?
A
発作中は脳が光や音に過敏になっています。カーテンを閉めて照明を落とし、静かな場所で横になって、スマホやテレビの画面も控えめにすると楽になることがあります(個人差があります)。無理に予定をこなそうとせず、いったん休むことも大切です。
Q 発作のときは、どう過ごすのがよいですか?
A
暗く静かな場所で横になり、こめかみや首の後ろを冷やすと楽になる方が多いです(偏頭痛=片頭痛の場合。発作中の入浴・長風呂・温めは控えめに)。少量のカフェインが助けになることもあります。吐き気が落ち着いたら水分を少しずつ。痛み止めは用法用量を守り、飲みすぎには注意してください。

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※本記事は一般的な情報提供であり、診断・治療を保証するものではありません。効果には個人差があります。頻回の嘔吐で水分がとれない・脱水が疑われるとき、いつもと違う突然の激しい頭痛、発熱や麻痺を伴う頭痛などは、まず医療機関を受診してください(緊急時は救急を)。鍼灸は診断・投薬の代替ではなく、体質面のサポート(補助)です。お薬の調整は主治医とご相談ください。

監修:中澤 和巳(あん摩マッサージ指圧師/臨床10年)

参考文献・出典

  1. 日本神経学会・日本頭痛学会「頭痛の診療ガイドライン2021」jhsnet.net
  2. Linde K, et al.「片頭痛予防に対する鍼治療」Cochrane 2009 PubMed

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この記事を書いた人

中澤 和巳のアバター 中澤 和巳 インヤン美容鍼・鍼灸治療院 藤沢院 院長

YIN' YANG 美容鍼・鍼灸治療院 湘南藤沢院 院長。はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師(国家資格)/臨床10年。美容鍼と鍼灸で、自律神経の乱れ・不眠・頭痛・腰痛・めまいなど慢性化しやすい不調に、お一人おひとりの状態へ合わせて向き合います。医療機関の受診が必要なケースはご案内したうえで、無理のない施術計画をご提案します。

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